初めて動物病院に行ってから、何度か病院に行く事になります。ちなみにごろーさんは病院が大大大嫌いです。ここから何回かは病院通いの話をいたします。
ある日の事、いつものようにごろーさんが我が家に帰ってくると動きがちょっと変でした。よくみると右手を地面につけず歩いていて、足をひきずっている状態でした。人間なら普通は痛そうな顔をすると思うのですが、ごろーさん（猫）は決して表情にはだしません。多分外で痛そうにしていたら敵にやられちゃうという野生の本能なのだと思います。どうしたの？ごろーさん？と聞いても答えてくれる訳はないので、まだ病院が空いている時間だったので病院につれていく事にしました。
前回のように洗濯ネットに入れて車で連れて行きました。病院につき先生に見てもらうと、直ぐにレントゲンを撮りましょうと言われました。そして看護師さんに抱き抱えられて連れ奥の部屋に連れて行かれてしまいました。ごろーさんの悲しく不安そうな顔は忘れられません。先生に聞くと、その際も借りてきた猫のように大人しくしていたようです。どうやってレントゲンを撮影したかはわかりませんが、撮影が終わると先生がレントゲン写真を見せてくれました。
自分のレントゲン写真も中々見た事ないので貴重な体験でした。先生からは骨折はないね、多分捻挫ですねという診断でした。家猫でないというのは先生も知っているので湿布とかしてもすぐに噛み切ったりしてしまうので、薬の処方は特にしなくても数日で治ると言われました。
確かに翌日には普通に歩くようになりました。やれやれ。
しかし、どうして捻挫したのだろう？ 想像されるのは高い所から飛び降りた時に着地に失敗した。高い所で寝ていて寝ぼけてころげ落ちた。が考えられます。普通はニャンコ先生のように高い所から飛び降りてもくるりんぱと着地する程の運動神経を持っているので、多分寝ぼけて落ちたのだろうと思っています。今になって思うと、我が家に帰ってくるにはベランダに飛び乗らないと来れないので、右手を捻挫しながらも必死でやってきたのかなとも思います。
