猫はダンボールと高いとこが大好き
ごろーさんの生活も半年ほどするとようやく落ち着いてきました。
猫は気ままと言いますがごろーさんのいる場所は我が家の中で一番居心地の良い場所を日時・季節の変化により渡り歩いていきます。
いままでは野外を謳歌していたので、狭い空間に閉じ込めてしまうのはストレスにならないか心配になり、また猫は高いところが好きともいうので、いろいろ作戦を考ていました。とある日、某百貨店のデザインコーナでダンボールできた椅子というものを発見しました。
猫はダンボールが大好きなのできっと喜んでもらえるだろうと直感的に思いました。それはリキスツールというものでした。
https://metropolitan.co.jp/news/press-release/2166/
著名なデザイナー渡辺力氏が1965年にデザインしたものとなります。何と昔の東京オリンピックの翌年のことですね。当時から時代を先取りしていたのがすごいです。いまでも新鮮です。
これには大、小の二つのサイズがあり、これを組み合わせてごろーさんのためにお立ち台をつくってあげました。
このリキスツールはダンボール型紙を組み合わせて組み立ていきます。ダンボールながらこれで耐荷重740kg(ロースツールの場合)もあるのだそうです。
https://metrocs.jp/special/cfs/assembly/index.html#Construction
我が家ではハイタイプ(高さ42cm)を二段重ねました。そしてロータイプ(33cm)をごろーさんが登りやすいように踏み台にしてあげました。二段重ねにすると、ごろーさんが登るとズレて崩れてしまう可能性があるので、両者を両面テープで接着して窓際に置いてみました。
ダンボールだけではごろーさんが倒したり、動かしたりするかもしれないので、底に錘として乾電池とか硬貨とかをいれて安定させる工夫をしてみました。また、上面にはごろーさんが引っ掻きやすいようにさらにダンボールを貼り付けました。
さあ、完成してみると予想通りすぐに慣れて登ってくれました。さすがダンボールです。猫とダンボールは流石に相性が抜群みたいです。
このお立ち台ではごろーさんの色々な表情がみられます。とりあえず気持ちよくおやすみの写真はこちらです。ダンボールには無数の研ぎ跡もありお気に入りの場所となりました。もちろん外界を見渡すには最適でここで見張り番もしております。このリキスツールでごろーさんは色々な表情を見せてくれます。めでたしです。