ごろーさんの見回りコースに追加されてしばらくしたある夏の夜のこと、この地方の日中は東京以上に暑くなるものの、夕方になると夕立があることが多く、夜になると熱帯夜になる事は少ない気候です。そのため、夜はエアコンを消して寝る事が普通でした。いつものように寝室で寝ている時にその事件が起きました。
私と妻は夢の中でキーと網戸があく夢をみました。いや夢でなく網戸が開けられたのです。もしかしてえ〜泥棒!かと思い驚いて飛びました。するとそこにはニャオーと鳴きながらごろーさんがいました。そうです、ごろーさんが網戸を自分で開けて侵入してきたのです。どうやら網戸の網に爪を引っ掛けて左から右に開けたようです。推測すると、いつものドンの音ではぐっすり寝ていた我々は起きなくて、しばらくして痺れをきらしごろーさんが網戸を開けようと試みたいみたいです。こんな登場の仕方をするなんてやはり悪戯が大好きみたいです。
後にテレビでみたのですが、ごろーさんみたいに引き戸を開ける猫は他にもいるみたいです。そして、猫は左から右にあける引き戸はあけられるけど、逆は開けられないとか言っておりました。この話の真偽は不明となります。