家で寝るようになる

 我が家に自由に出入りすることが可能になった事により、ごろーさんの見回り対象に我が家も入ったようです。そして、ちょっとだけ居心地が良かったのか我が家への滞在時間は徐々に伸びていきました。この頃のごろーさんの行動パターンは、私が会社から帰ってくる車の音をどこかで聞いているのか、それともどこかで見張っているのか、私が帰宅するとしばらくしてベランダからドンっとやってきます。私が思うに多分エンジン音、もしくはドアの開閉音を覚えていて帰ってきたのがわかるのだと思います。私が思うには、ごろーさんは(ネコ科の特性かも)絶対音感を持っている気がします。そう確信するのは、ごろーさんは初めて聞く音、例えば新しく買った電気製品などの作動音にはとても敏感に反応しますが、一度聞いた音が自分に害を及ぼさない事がわかると、耳すら動かさず全く反応しなくなります。


 さて、ごろーさんは夜に我が家に来ると暖かいミルクと猫缶のご飯を食べるとしばらく椅子の上で寝るようになりました。しかし、朝までずっと寝ているわけではなく我々が寝る頃(1時か2時頃でしょうか)になるとそそくさと外へでていきます。きっと猫の集会でもあるのでしょうか、それともおしっこに行くのかはわかりません。そして翌朝明るくなる頃に再びやってきて食事をすると、しばらくまた椅子の上で寝ていきます。妻によると昼間ずっと寝ている時もあるみたいでした。そして再び見回りに出かけていくようです。見回りご苦労様です。