家猫までの道のり – 引っ掻き

トイレ問題がひと段落すると、今度は家中に引っ掻き傷をつけ始めました。
どんな箇所が狙われたかというと以下のところです。

窓のサッシの淵

 どうやらガラス越しに外がみえるので外界にでてみたいんでしょう。爪を駆使してなんとか外に行けないものかと試みます。例えばガラス留めているいるシールゴムを引っ掻いてしまいます。ここを引っ掻いても外にはいけないよ と思いながらきっと爪が引っかかって気持ちよかったんですね。でもこのままほっておいてはボロボロになっていまします。人とごろーさんとの知恵比べです。

サッシの淵
サッシの淵



ドアの隙間

 我が家は狭いので、できるだけ扉は開けっぱなしにしています。でもいくつかは閉めないといけない扉があります。人が開け閉めをしていると、どうやら扉が開く箇所がわかるようです。決して開かない方の隙間には爪をいれません。猫さんはよく見ているんですね。また、ドアのそばにコンセントがあります。ごろーさんはこのコンセントカバーをなんてことなく簡単に外してしまいます。コンセントカバーを外しながら早くドアを開けろよ~と鳴き叫びます。またコンセントの反対側の壁もごろーさんの引っ掻きの餌食になっております。

扉
扉の隙間とコンセント
ドアの横の壁
反対側の壁



できるだけ高いところに

ごろーさんの爪痕はいたるところにありますが、時折到達できる一番高いところに目印をつけるかのように傷跡がつきます。これは猫の習性なのですね、ここまで俺の縄張りだぞと。でもここでは誰も君の縄張りは侵さないよと言い聞かせますがダメみたいです。

できるだけ高い位置に付けられた傷
高いところに付けられた傷


対策

引っ掻き傷への対策ですが、いくつかありますので紹介します。

1.爪とぎを設置

 やっぱり定番は爪とぎをおくことです。猫は爪とぎの習慣がありますので、ここで爪を整えてくれると一定の効果があります。ごろーさんはペティオ両面使えるつめみがきまたたび付きを愛用しています。

両面使えるつめみがき | Petio[ペティオ]
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野良猫だったごろーさんは最初、これで爪を研ぐんだということがわからなかったのでしょうか、全く興味を示しませんでした。爪とぎの説明書にも稀に興味を示さない猫がいますと但し書があるので、稀な猫なのかと思ってましたが、一度爪を研ぐ感覚がわかると一生懸命研いでくれるようになりました。注意点はまたたび付きなのですが、猫にまたたびをはよく言ったものでこんなになってしまいます。

またたびと猫
またたびと猫

2. 両面テープ

    これは安価で効果ありますが、ごろーさんの爪で次第に剥がされていきます。こまめに貼り替えましょう。両面テープにしたのは特に意味はなく家にあったからで、いまは色々な柄のテープがあるのでうまくコーディネートするのも手かもしれません。

両面テープ
両面テープで保護



3. スキー・スノーボード用保護フィルム

 これは無色透明なので下地の色や模様が変わらないので有効です。耐久性も抜群です。
流石に猫の爪もこれには勝てません。多少の曲面でもスノボに貼れる位なのでへっちゃらです。
私が処方したのは随分前になりますが、現在でも色々なタイプが販売されています。

https://search.kakaku.com/%83X%83m%81%5B%83%7B%81%5B%83h%20%95%DB%8C%EC%83V%81%5B%83g/?category=0009_0003_0038

スノボテープを貼った扉
保護フィルムを貼ったところ



3. 樹脂板を設置

 樹脂版は色々ありますが、当時カーボン調材料関連の仕事をしていたので樹脂の端材が簡単に手に入りました。好みがありますがインテリアにも使えるので気に入った樹脂板を両面テープで貼るのも良いです。

樹脂板を設置したところ

以上 対策を紹介しました。

その他 コンセントカバーへの対策はいろいろありますが、これは苦労したので別途報告します。