概要
オミクロン株による感染が全国に広がっています。ほぼ日本全土が真っ赤になっています。その中では岩手県にかわり富山県が感染リスクが最も低い都道府県となりました。
感染リスクが特に高いのは東京、大阪、千葉、神奈川、兵庫、埼玉、福岡、京都、山梨、群馬の順になっています。東京都の感染リスク値は昨年8月11日のデルタ株ピーク時の実に101倍となりました。
オミクロン株の感染力がいかに大きいかが数値でも現れています。2桁違う対策が必要です。
一方で沖縄県は一時昨年夏のデルタ株ピーク時の19倍を超えていましたが、ピークは越えたものの現在も11倍程度を維持しています。このことは、今回の第6波は急激に拡大して急速に収束するという楽観的観測では無さそうという事を示唆しています。
なお、最新気象データ、感染者データのある2月5日時点の結果となります。
主要都市推移
新旧指標の比較をしばらくします。
今回の波が非常に高いので縦軸を対数表示で表すこととしました。
新指標(変異株とワクチンを考慮)
沖縄ではピークを越えましたが、低下傾向は緩やかです。高いレベルの感染リスクが続いています。他主要都市ではまだ上昇を続けています。