COVID-19感染リスクマップ_20220219

概要
オミクロン株による感染が依然として全国に広がっています。蔓延防止が解除された地区がありますが、本指標では明確な効果には現れていません。

感染リスクが特に高いのは大阪、東京、千葉、神奈川、兵庫、福岡、京都、奈良、埼玉、愛知の順になっています。

主要都市では感染のピークは越えた模様ですが、高止まり傾向が明確に現れていたます。東京都の感染リスク値は昨年8月11日のデルタ株ピーク時と比べて一時108倍となりましたが19日現在70倍まで低下していますが、まだまだ危険な状況です。オミクロン株の感染力がいかに大きいかが数値でも現れています。現在でも2桁違う対策が必要です。

先行して拡大した沖縄県は一時昨年夏のデルタ株ピーク時の19倍を超えていましたが徐々に低下しているものの現在も6倍程度を維持しています。このことは、今回の第6波は急激に拡大して急速に収束するという楽観的観測ではない事を示唆しています。

なお、最新気象データ、感染者データのある2月18日時点の結果となります。

主要都市推移
新旧指標の比較をしばらくします。
今回の波が非常に高いので縦軸を対数表示で表すこととしました。

新指標(変異株とワクチンを考慮)
沖縄ではピークを越えゆるやかに低下しています。他主要都市ではようやくピークを越えたところです。沖縄同様の推移が予測されます。

新指標(変異株・ワクチン考慮)
旧指標(変異株・ワクチン考慮なし)