COVID-19リスクマップ_20220604

概要
依然として全国的に感染が蔓延しています。
従来からのスケールでは依然としてほぼ全国的に真っ赤となっています。

COVID MAP

現在の都道府県別状況を相対的に表現するためにスケールを現在の最小値と最大値の間で塗り分けると下図になります。

感染リスクが高いのは広島、岐阜、石川、京都、福井となっています。
感染リスクは低いのは秋田、岩手、千葉、島根、栃木となっています。
全体的に東日本が感染リスクが比較的低いようです。

COVID MAP(スケール変更)
COVID MAP (スケール変更)
都道府県感染リスク値順位
北海道16,80724 
青森11,08641 
岩手8,94446 
宮城11,51640 
秋田7,13347 
山形12,21338 
福島13,60535 
茨城11,89239 
栃木10,61743 
群馬16,58026 
埼玉14,14033 
千葉10,04545 
東京14,72432 
神奈川13,05537 
新潟10,96942 
富山16,16528 
石川35,405
福井29,365
山梨19,65319 
長野16,81123 
岐阜36,750
静岡14,80131 
愛知25,86810 
三重20,74017 
滋賀17,91320 
京都30,481
大阪26,816
兵庫21,80712 
奈良17,43221 
和歌山16,39127 
鳥取13,77134 
島根10,13444 
岡山28,046
広島36,948
山口16,58125 
徳島17,02622 
香川29,048
愛媛14,81630 
高知19,70318 
福岡27,307
佐賀21,71113 
長崎13,57336 
熊本22,10211 
大分21,12114 
宮崎20,87015 
鹿児島16,06329 
沖縄20,80216 
都道府県別感染リスク値2022年6月3日


主要都市推移
主要都市での感染リスク値の推移位は下記となります。
いずれも高いレベルで推移していますが全体的に徐々に低下をしております。

新指標(変異株・ワクチン効果を考慮)
新指標(変異株・ワクチン効果を考慮)


東京都
 東京都の感染リスク値は昨年8月11日のデルタ株ピーク時を1とした場合、今回のオミクロン株による蔓延は2月7日に89倍となりピークを越えたと思われましたが、主に湿度の低い日が続いた影響で2月27日には再度83倍のピークとなりました。その後段階的に低下を続け3月27日に11倍まで低下しその後下げ止まっていました。しかし、4月15日以降再度緩やかに低下を始め6月3日現在は8倍位まで低下しています。先週から少し上昇したのは主に気候的要因で湿度が低下したためとなります。

東京都のリスク値推移(デルタピーク時を1)
東京都のリスク値推移(デルタピーク時を1)

沖縄県
 オミクロン株が先行して拡大した沖縄県をみてみると、1月21日に昨年夏のデルタ株ピーク時の17倍でピークとなりました。その後一時5倍程度まで低下しましたが、上昇と下降を繰り返しながら現在は8倍程度となっています。

沖縄県のリスク値推移(デルタピーク時を1)
沖縄県のリスク値推移(デルタピーク時を1)

北海道
 北海道でも週毎に上昇と下降を繰り返していましたが、4月14日頃より上昇傾向が顕著となり4月末に過去最高となりました。現在は若干低下しましたが、デルタピーク時の16倍と依然高いレベルになっています。

北海道のリスク値推移(デルタピーク時を1)
北海道のリスク値推移(デルタピーク時を1)