COVID-19リスクマップ_20220611

概要
依然として全国的に感染が蔓延しています。
従来からのスケールでは依然としてほぼ全国的に真っ赤となっています。

COVID MAP
COVID MAP

現在の都道府県別状況を相対的に表現するためにスケールを現在の最小値と最大値の間で塗り分けると下図になります。

感染リスクが高いのは沖縄、広島、岐阜、北海道、熊本となっています。
感染リスクは低いのは栃木、島根、福島、山形、群馬となっています。
全体的に東日本が感染リスクが比較的低いようです。

COVID MAP スケール変更
COVID MAP スケール変更
北海道9,609
青森4,23727 
岩手3,50231 
宮城2,97935 
秋田2,33843 
山形2,29844 
福島2,03445 
茨城2,61239 
栃木1,65947 
群馬2,57240 
埼玉2,74737 
千葉2,64138 
東京3,60330 
神奈川3,09533 
新潟2,37142 
富山2,55841 
石川5,75016 
福井6,25112 
山梨4,51025 
長野3,26032 
岐阜9,860
静岡3,05734 
愛知6,61210 
三重5,03420 
滋賀4,25726 
京都7,251
大阪8,549
兵庫6,44611 
奈良4,76022 
和歌山4,05029 
鳥取2,76836 
島根2,01846 
岡山6,637
広島10,764
山口4,68024 
徳島4,72323 
香川5,66717 
愛媛4,23428 
高知4,76421 
福岡6,12214 
佐賀6,19613 
長崎5,32419 
熊本7,412
大分5,56018 
宮崎5,82415 
鹿児島6,963
沖縄13,411
都道府県別感染リスク値 2022年6月10日


主要都市推移
主要都市での感染リスク値の推移位は下記となります。
いずれも高いレベルで推移していますが全体的に徐々に低下をしており、昨年夏のデルタ株ピークに近づいています。

新指標
新指標(ワクチン・変異株影響を加味)


東京都
 東京都の感染リスク値は昨年8月11日のデルタ株ピーク時を1とした場合、今回のオミクロン株による蔓延は2月7日に89倍となりピークを越えたと思われましたが、主に湿度の低い日が続いた影響で2月27日には再度83倍のピークとなりました。その後段階的に低下を続け3月27日に11倍まで低下しその後下げ止まっていました。しかし、4月15日以降再度緩やかに低下を始め6月10日現在デルタ株ピーク時の2倍まで低下してきました。

東京都のリスク値推移(デルタピーク時を1)
東京都のリスク値推移(デルタピーク時を1)

沖縄県
 オミクロン株が先行して拡大した沖縄県をみてみると、1月21日に昨年夏のデルタ株ピーク時の17倍でピークとなりました。その後一時5倍程度まで低下しましたが、上昇と下降を繰り返しています。

沖縄県のリスク値推移(デルタピーク時を1)
沖縄県のリスク値推移(デルタピーク時を1)

北海道
 北海道でも週毎に上昇と下降を繰り返していましたが、4月14日頃より上昇傾向が顕著となり4月末に過去最高となりました。現在は若干低下しましたが、デルタピーク時の9倍と依然高いレベルになっています。

北海道のリスク値推移(デルタピーク時を1)
北海道のリスク値推移(デルタピーク時を1)