バルミューダGreenFan を12年ぶりに購入して新旧を比較してみた

ごろーの部屋では長年バルミューダの扇風機をつかっています。

その理由としてとにかく音が静かなこと、そしてデザインが気に入ったからです。

しかし、この何年か首振りをする時にカチッ、カチッという小さな音がして、それが徐々に目立ちだしました。
先日の事、ついに突然首振りをしなくなりました。恐らく首振り機構のギアが摩滅したのかと思います。実際のところは分解してはいないのでわかりません。

購入したのが2012年でしたので、ちょうど干支を一回りしたこととなります。
部品交換も考えましたが、ほぼ同じ仕様の新品を購入することとしました。

新旧仕様

ほぼ同じ性能となります 値段はそれなりに上昇しています。

新The Green Fan旧Green Fan2
型番EGF-1800-WHEGF-1100-WH
2024年購入2012年購入
ACアダプター36W24W
価格38,280円33,443円
購入先ヨドバシ.com松屋銀座
新旧仕様比較

商品到着

注文した翌日には荷物が届きました。一見して感じたのは箱が小さくなったことです。
新旧を改めて比較してみると半分位の大きさになっています。
ここに同じ製品が入っているのか少し不安になってしまいました。

新旧梱包比較 左:新型  右:旧型

外観

外観を遠目から観るとほぼ一緒で相変わらず素晴らしいデザインです。
クリーム色になっているのは12年の歳月で白から退色したものです。

外観(前面) 左:新型  右:旧型

主な変化点について部位別にまとめてみました。

台座(ベース部)


旧型では前面に大きめの丸いデザインで運転状態表示マークがありましたが、新型では無くなりました。機能面では、旧型では運転時に全てのLED表示をOFFにする機能がリモコンにありましたが、新型では運転状態表示マークが無くなったためか、LEDをOFFにする機能がなくなりました。


台座への支柱固定方法
一番大きな変更点は恐らくは台座への支柱とりつけ方かと思います。旧製品は台座と支柱の一部が一体でつくられていましたが、新型では台座と支柱は完全に分離されていて圧入する方式になっています。圧入には少し力が必要です。取り外すのはどうするのかが心配になり、とりあえずは引っ張ってみることにしましたが、外れません。

取り扱い説明書によると台座の裏側にロック解除スイッチがありこれを摘むと外すことができました。外観デザインは好みが分かれる所ですが、新製品も悪くありません。

ベース台座比較  左:新型  右:旧型

ファンのカバー部分


旧製品はマグネットで固定するタイプでしたが、新製品は回転して嵌め込むタイプに変更になっていました。組み立て時に、旧製品に慣れている私はファンカバーを引っ張って外そうと試みたので、壊さないよう注意が必要です。
新旧比べてみると、設計上、旧製品の方が段差が目立たずスマートです。

ファン部外観  左:新型   右:旧型

リモコン受信センサー位置


旧製品では台座の横に隠れるように設置されておりました。しかし、これ使ってみるとリモコンをうまく狙いを定めないと中々反応してくれませんでした。新型ではバーの中に内蔵されるようになりました。反応感度はよくなりましたが、デザイン上は好き嫌いがでそうです。

センサー位置   左:旧型   右:新型

ファンの付け根付近


旧製品には無かった外観上の特徴としてシルバーめっき調に付け根が変わっています。ファンのモータ部のカバーは旧製品ではブラック基調でしたが、ホワイト基調に統一されています。これは好みですがブラック基調の方がアクセントになって良いと思いました。

ファン背面   左:新型   右:旧型

リモコン


リモコンは大幅に小型化されました。機能としては旧製品では本体のランプを消灯することができましたが、新型では常時点灯のみに変更されています。我が家では常時OFFで使っていましたので、そこはそういうニーズが無かったのだと思いました。細かいことですが、運転を始めてから自動的に電源が切れるまでの時間が10時間から18時間に長くなりました。

リモコン 左:新型  右:旧型

ACアダプター


ACアダプターは意外にも大型化しています。

ACアダプタ 下:新型 上:旧型

まとめ

新旧で変更点が多々ありましたが、あくまで並べて比較して感じたことなので、とてもよい商品であることには疑いはありません。
ちなみに、旧製品は高さを短くして、サーキュレータとして活用しています。