Naeba日記 surf & snow vol.44 その3

さて、今日は Surf & Snow Vol.44の初日です。
今日の天気は曇り!とY-topiaの学生スタッフがゲレンデで叫んでいました。

今日の天気はくもり! Y-topiaの学生スタッフ

しかし、朝起きるとTVのニュースは東京で大雪の予報の話題ばかりです。

そう関東の南岸を低気圧が通るいわゆる南岸低気圧で東京に雪が降る典型的なパターンです。
しかし、このパターンは気象予報士泣かせではっきり言って当たった方が稀です。
予報では午後から雪が降り出して徐々に強くなり、ちょうどユーミンのライブが終わる頃に一旦止むという予報でした。大雪になるかもとの事でした。

我々は視界の良いうちに滑ろうとゴンドラに乗って山頂駅に向かいます。昨日と比べると視界もよく、昨夜グルーミングしてくれたためフラットなバーンで滑りやすいほうでした。

今日は昨日より視界が良く、バーンも整備されています


でも数本滑ると昨年末からの体調不良でトレーニング不足で膝がガクガクになりスキーは切り上げることにしました。

一度部屋に戻り、ブランチに行く事にしました。

昼間はエーデルワイスというフロントに近いスペースが我々のお気に入りです。
ここは夜はライブグッズ売り場になり、SURF & SNOW CUPの表彰式が開れていた場所です。
そういえば、SURF & SNOW CUPの復活は今年もありませんでした。ぜひ来年の復活を期待したいところです。

エーデルワースでは昼間から豪勢にパエリア他を注文しました。

昼間から パエリアです

ここは窓からはフロントに出入りする人達が見れて、我々には面白い場所です。
ユーミンツアーの人たちも続々と集まってきました。

パエリアでお腹いっぱいになり部屋に戻ると、東京の情報が一変していました。

どうやら12時から東名高速と中央高速を予防的処置で通行止めにするとかです。
これには嫌な予感が増してきます。関越は?とネットを確認するとまだ大丈夫みたいです。

しかし、午後になると苗場でも雪が強くなってきました。そして14時過ぎにTVで予防的通行止めが15時から拡大するとの事で、関越、東北、常磐の各自動車道も通行止めになるとの事でした。

慌ててネットで交通情報をみると「東京は封鎖」されてしまいました。

予防的に通行止めなんて昭和の時代にはありえない処置でした。
いかにも現代の令和らしい処置です。

高速で東京行けません!

しかしこれではライブ後に帰りたくても帰れない
レンタカーの返却先を上毛高原に変更する旨、レンタカー屋さんにTELしました。
そして新幹線の空きを探しました。
幸いにして11時前の新幹線に二人席の空きが一つだけあったので、えきねっとで予約しました。
つまりは帰りは明日の午前になるとの事が決定したのでした。
このような事態はある程度行く前から想定はしていましたが、本当になってしまうとは・・・

実はこのように交通機関に乱れが生じるのはここでは稀にあるみたいです。
2014年に我々が参戦した翌日に、今回よりも凄い本当の南岸低気圧がやってきました。
その時は、苗場への交通手段が新幹線も含めて全て遮断されてしまったのです。
幸いにして、我々は1日違いで巻き込まれませんでしたが、有楽町でもこのような光景でした。

ちょうど10年前の南岸低気圧、有楽町でもこんなに雪が
10年目にも高速が遮断されました この時は新幹線も運休でした

この時はライブはお客さんが来れず延期となったものの、苗場に到着できた客のために例のシャトレーゼでミニライブを開いてくれたのでした。

夜になると苗場も本当の吹雪となってきました。
部屋からみてるとこんな感じで今日のLIVEでもきっと最後の方に登場するBlizzardです。

さて、夜になると今年のライブ座席表が発表されました。
今年はエンドステージで座席数は我々の調べで1412人でした。

SURF & SNOW IN NAEBA VOL.44 座席表

これはコロナ前の2019,2020年の座席数とほぼ同じです、
ライブ的にはコロナから完全復活しました。

SURF & SNOW NAEBA 座席数の推移

深夜にライブが終わり通常はそのまま高速で帰宅するのですが、今回は帰れません。
もう一泊です。せっかくの延泊ですが深夜に空いているお店はないので部屋に戻り自販機のコーヒーを飲みました。

翌朝、天気は曇り、まずはクルマの発掘に行きました。

一晩でこんなに積もりました

こんな感じですが、凍りついてはいないので、結構簡単に雪下ろしができました。そしてポールポジションから再び車寄せに移動し荷物を積み込み出発します。

ホテル車寄せで荷物を積み込み 出発!

浅貝付近の路面は圧雪状態で走りやすい。
新しく広くなった三国トンネルを抜け群馬県側に入ります。

ここからしばらく降りの峠道です。
群馬県側は除雪されている所に時折除雪されていない部分が出現して走りにくい。
どうやら登り車線(苗場方面)優先で除雪車を出動させているみたいです。

一度轍みたいなところにステアリングを取られ、滑った!と思いカウンターを当てようとした瞬間、VSCランプが点灯して何事も無かったように勝手に姿勢を正常に戻してくれます。
技術の進歩は凄いですね。クルマでの移動が現代では最も安全な移動手段と思っています。

上毛高原駅につくと、お腹も空いてきたので立ち食いそば屋さんに行きました。
ここはまだ開店準備中だったみたいですが、店の方が早めに来てくれて店を開けてくれました。
我々はうどんを食べました、少し太めで歯応えのある麺で、隠れた名店みたいです。

上毛高原そば 隠れた名店です

そして新幹線が定刻通りにきて帰路につきました。

定刻通りの上越新幹線 無事帰路に着きます

今年は食べてばかりの苗場でした。
                                         以上