尾道市立美術館訪問

昨年夏、尾道に行って来ました。なんで今頃という方もいると思いますが、やはり自粛ムードもあり紹介しずらかったのでですが、そろそろ社会的にも良い雰囲気ですので紹介することにしました。

尾道市立美術館

なぜここに行きたかったかというと、猫の街尾道にある美術館で、そうtwitterなどで有名な
警備員さんと猫の舞台だからです。

警備員さんと猫

また、ここに登場するごっちゃんがごろーさんと同じ茶トラ猫だったのも親近感が湧いていつか訪れてみたいと思っておりました。残念ながら(めでたくですが)ごっちゃんは新しい飼い主さんが見つかったとのことで名誉館長になっています。

ホームページによると美術館は昭和55年に開館し、20年を経て平成15年1月10日に安藤忠雄氏の設計による改修工事を終えてリニューアルオープンしました。

そのコンセプトは「本物の芸術と文化を提供し、新たな感動の中で歴史を見据えながら、未来へと羽ばたく豊かな夢と明るい希望を世界へ発信して、地域社会に貢献する本格派の美術館」とのことです。
尾道美術館公式ホームページ
https://www.onomichi-museum.jp/about/

アクセス

公式アクセスはこちら
https://www.onomichi-museum.jp/guide/access.html

公共交通機関での最寄り駅はJR山陽本線尾道駅で、東行きバス(①番のりば)で「長江口」下車、千光寺山ロープウェイで「千光寺公園」に行くのが普通みたいです。

我々は東京からだったので飛行機か新幹線で最寄り空港・駅まで行きレンタカーを使い周辺を観光することにしました。
周辺にはしまなみ街道もあり四国へも足を伸ばして瀬戸内海の風景を堪能できます。また、逆に日本海側に少し足を伸ばすと出雲大社にも行くことが可能なので出雲空港からアプローチするのも面白いかと思いました。

今回のルート
尾道市立美術館を最初に訪問し、車でしまなみ海道を通り四国に渡り、再び瀬戸内海を渡り 広島市内、宮島を観光して戻る1泊2日のルートとしました。
1日目:
東京・品川駅⇨のぞみ⇨福山駅⇨レンタカー(21km・30分弱)⇨千光寺公園
尾道市立美術館周辺散策
千光寺公園⇨しまなみ海道(平山郁夫美術館、他経由)⇨今治⇨しまなみ海道⇨尾道⇨広島市内泊

2日目:
広島市内⇨船⇨宮島
宮島⇨船⇨広島市内⇨レンタカー⇨広島平和記念資料館⇨レンタカー⇨広島駅
広島駅⇨のぞみ⇨品川・東京駅

千光寺公園到着

福山駅でレンタカーを借りて、千光寺公園を目指します。今回はトヨタレンタカーさんにお世話になりました。車はヤリスで快適に走行できました。

国道2号線にでて、広島方面にしばらく道なりに進みます。千光寺公園方面 左折の標識が見えてきたら側道に入り左折して国道2号を離れます。しばらく道なりに進むと中学校のグラウンドが見えてくるので千光寺公園右の小さい看板に従い右折します。見逃しやすいので注意してください。そこからは少し細い住宅街の中のつづら折りの山道を進み、行き止まりが千光寺公園の駐車場となります。

駐車場につくと係の人がやってくるので、駐車料金を払います。そして指定された場所に駐車します。
公園の中を少し歩くと迷わず美術館付近に到着です。

まずは プティ・アノン へ


今日は始発で出て来たのでお腹も空いてきました。まず食事をすることにしました。お店の前まで歩いてくると小さい人だかりとその中に黒猫がおりました。twitterでみるより小柄に感じましたが、有名なケンちゃんです。まさか本当に会えるとは思ってませんでしたので少し感動です。触るのも失礼なので遠巻きにして、レストラン「プティ・アノン」に入りました。実はここ、ケンちゃんのお家だそうです。

プティ・アノン


店長さんに案内されるとすぐに尾道を一望できるフロアーがあらわれました。先客が1-2組程おりましたが、お好きな所にどうぞと言われて、尾道を見渡せる特等席に座ることができました。尾道運河を渡る船がゆっくり進んでいて時間がとまっているかの印象を受けました。

プティ・アノンからの尾道運河

オーダーしたのはメニューを見てまず目が止まった特製ジュースで、梅ジュースとヤマモモとブラックベリーのジュースを選びました。続いて食事は有頭えびのパスタと明太子パスタをシェアして頂きました。いずれも尾道の景色にも引けを取らない美味しさでした。今度はディナーで来てみたいです。


もっと長居をしたい感じのお店でしたが、美術館に向かうこととしました。

いざ美術館へ

さて、お店を後にし美術館に向かいました。途中にケンちゃんは気持ちよさそうに寝そべっていました。きっとここが冷たくて気持ちが良いのでしょう。今日はとても暑い日でした。

寝そべるケンちゃん

しばらく(とは言っても数10メートル)歩くと正面玄関が見えて来ます。ここがtwitterでも有名な警備員さんと猫の舞台です。茶トラのごっちゃんも看板で出迎えてくれました。

正面玄関を入るとあの有名な警備員さんがやさしく迎えてくれました。警備員さんにカメラでの検温をするように指示され、緊張しましたが我々は無事通過することができました。そして入館料を払います。我々は尾道市にふるさと納税をした際に頂いた無料券がありましたので受付でその手続きをしました。後から来た家族連れのお父さんは検温時にブザーが鳴ってしまいました。しかし、警備員さんがやさしく手動の非接触体温計で再検温をして無事に通過できていました。あくまでやさしそうな警備員さんでした。

当日は岩合光昭写真展ーこねこ が開催されていました。動物写真家の岩合さんが猫を求めて世界中を旅した様子が地域別に展示してありました。猫好きの我々にはこれまた興味深い展示内容で小一時間程じっくりと見て回りました。

https://www.onomichi-museum.jp/exhibition/files/c722ddb6a084d16c4e052d667577d6eae4d02277.pdf

展示コースを一巡すると正面玄関付近に戻ってきます。そこには喫茶店とミュージアムショップがあります。ミュージアムショップには猫に関わるグッズが満載でした。我々は箸置きなどを買いました。いまでもお気に入りで使用しています。

こねこ展のチケット
お土産で購入 猫の箸置き


次の目的地しまなみ海道に向かうため正面玄関をあとにしました。
美術館の外では来る時と同じようにケンちゃんが寝そべっていました。ここは安全地帯なのですね。
またぜひ訪れたいと思います。

美術館全景

まだまだ、コロナとの共存が続きますが、訪れてみてはいかがでしょうか。
お出かけの際にはぜひコロナ情報も参考としてください。COVID Map