COVID-19リスクマップ_20220528

概要
今週から指数に都道府県別のブースターショット接種率のデータを追加しております。
依然として全国的に感染が蔓延しています。その中では栃木県がやや低くなっています。

COVID MAP
COVID MAP


都道府県別の感染リスク値は下表となります。
5月27日現在で感染リスク値が特に高いのは沖縄、広島、石川、福井、北海道の順になっています。

逆に比較的低いのは栃木、宮城、茨城、新潟、山梨となっています。
関東甲信越が低くなっています。

都道府県感染リスク値順位
北海道18,535
青森6,59634 
岩手6,26438 
宮城5,26746 
秋田6,78831 
山形6,87230 
福島6,77732 
茨城5,36345 
栃木4,91647 
群馬6,36136 
埼玉5,86141 
千葉5,72442 
東京6,66833 
神奈川5,89240 
新潟5,52244 
富山9,14423 
石川19,669
福井18,996
山梨5,56143 
長野6,89229 
岐阜14,48612 
静岡6,22939 
愛知12,31314 
三重10,38720 
滋賀8,67525 
京都17,232
大阪16,339
兵庫12,24817 
奈良9,43622 
和歌山10,27321 
鳥取8,93024 
島根6,31137 
岡山16,06510 
広島23,493
山口8,41426 
徳島7,95728 
香川16,350
愛媛6,45735 
高知10,88319 
福岡17,980
佐賀14,52711 
長崎8,12227 
熊本13,34913 
大分11,96118 
宮崎12,27015 
鹿児島12,24916 
沖縄25,400
都道府県別感染リスク値2022年5月27日


主要都市推移
主要都市での感染リスク値の推移位は下記となります。
いずれも高いレベルで推移していますが全体的に徐々に低下をしております。

新指標(変異株・ワクチン効果を考慮)
新指標(変異株・ワクチン効果を考慮)


東京都
 東京都の感染リスク値は昨年8月11日のデルタ株ピーク時を1とした場合、今回のオミクロン株による蔓延は2月7日に89倍となりピークを越えたと思われましたが、主に湿度の低い日が続いた影響で2月27日には再度83倍のピークとなりました。その後段階的に低下を続け3月27日に11倍まで低下しその後下げ止まっていました。しかし、4月15日以降再度緩やかに低下を始め5月20日現在は4倍位まで低下しています。デルタ株とオミクロン株の重症化率の違いを考慮すると現在の行動制限緩和は妥当なのかもしれません。

東京都のリスク値推移(デルタピーク時を1)
東京都のリスク値推移(デルタピーク時を1)

沖縄県
 オミクロン株が先行して拡大した沖縄県をみてみると、1月21日に昨年夏のデルタ株ピーク時の17倍でピークとなりました。その後一時5倍程度まで低下しましたが、上昇と下降を繰り返しながら現在は再び10倍程度まで増加しています。

沖縄県のリスク値推移(デルタピーク時を1)
沖縄県のリスク値推移(デルタピーク時を1)

北海道
 北海道でも週毎に上昇と下降を繰り返していましたが、4月14日頃より上昇傾向が顕著となり4月末に過去最高となりました。現在は若干低下しましたが、デルタピーク時の18倍と高いレベルになっています。

北海道のリスク値推移(デルタピーク時を1)
北海道のリスク値推移(デルタピーク時を1)