概要
今週から指数に都道府県別のブースターショット接種率のデータを追加しております。
依然として全国的に感染が蔓延しています。その中では栃木県がやや低くなっています。
都道府県別の感染リスク値は下表となります。
5月27日現在で感染リスク値が特に高いのは沖縄、広島、石川、福井、北海道の順になっています。
逆に比較的低いのは栃木、宮城、茨城、新潟、山梨となっています。
関東甲信越が低くなっています。
都道府県 | 感染リスク値 | 順位 |
北海道 | 18,535 | 5 |
青森 | 6,596 | 34 |
岩手 | 6,264 | 38 |
宮城 | 5,267 | 46 |
秋田 | 6,788 | 31 |
山形 | 6,872 | 30 |
福島 | 6,777 | 32 |
茨城 | 5,363 | 45 |
栃木 | 4,916 | 47 |
群馬 | 6,361 | 36 |
埼玉 | 5,861 | 41 |
千葉 | 5,724 | 42 |
東京 | 6,668 | 33 |
神奈川 | 5,892 | 40 |
新潟 | 5,522 | 44 |
富山 | 9,144 | 23 |
石川 | 19,669 | 3 |
福井 | 18,996 | 4 |
山梨 | 5,561 | 43 |
長野 | 6,892 | 29 |
岐阜 | 14,486 | 12 |
静岡 | 6,229 | 39 |
愛知 | 12,313 | 14 |
三重 | 10,387 | 20 |
滋賀 | 8,675 | 25 |
京都 | 17,232 | 7 |
大阪 | 16,339 | 9 |
兵庫 | 12,248 | 17 |
奈良 | 9,436 | 22 |
和歌山 | 10,273 | 21 |
鳥取 | 8,930 | 24 |
島根 | 6,311 | 37 |
岡山 | 16,065 | 10 |
広島 | 23,493 | 2 |
山口 | 8,414 | 26 |
徳島 | 7,957 | 28 |
香川 | 16,350 | 8 |
愛媛 | 6,457 | 35 |
高知 | 10,883 | 19 |
福岡 | 17,980 | 6 |
佐賀 | 14,527 | 11 |
長崎 | 8,122 | 27 |
熊本 | 13,349 | 13 |
大分 | 11,961 | 18 |
宮崎 | 12,270 | 15 |
鹿児島 | 12,249 | 16 |
沖縄 | 25,400 | 1 |
主要都市推移
主要都市での感染リスク値の推移位は下記となります。
いずれも高いレベルで推移していますが全体的に徐々に低下をしております。
東京都
東京都の感染リスク値は昨年8月11日のデルタ株ピーク時を1とした場合、今回のオミクロン株による蔓延は2月7日に89倍となりピークを越えたと思われましたが、主に湿度の低い日が続いた影響で2月27日には再度83倍のピークとなりました。その後段階的に低下を続け3月27日に11倍まで低下しその後下げ止まっていました。しかし、4月15日以降再度緩やかに低下を始め5月20日現在は4倍位まで低下しています。デルタ株とオミクロン株の重症化率の違いを考慮すると現在の行動制限緩和は妥当なのかもしれません。
沖縄県
オミクロン株が先行して拡大した沖縄県をみてみると、1月21日に昨年夏のデルタ株ピーク時の17倍でピークとなりました。その後一時5倍程度まで低下しましたが、上昇と下降を繰り返しながら現在は再び10倍程度まで増加しています。
北海道
北海道でも週毎に上昇と下降を繰り返していましたが、4月14日頃より上昇傾向が顕著となり4月末に過去最高となりました。現在は若干低下しましたが、デルタピーク時の18倍と高いレベルになっています。