家伝 黒豆のレシピ

我が家では毎年冬になると妻が黒豆をつくります。
これが外で食べるどの黒豆より絶品なので作り方を伝授してもらいました。

◆ 材料:黒豆300g(カップ2)、水カップ4、重曹1袋(3g)、
   みつ(さとうきび糖カップ2、水266cc)
ちなみに今回使った黒豆は市販のものです。

これが黒豆の原料 小田垣商店のものです

◆ 作り方
1、 黒豆は洗って鍋に入れ、水カップ4と重曹3gを加えて一晩置きます。
下の写真は一晩置いた状態です。一晩といういい加減な表現ですが8時間位です。

黒豆を洗って鍋に入れ、水カップ6と重曹小さじ1を加え一晩置いた状態

2、 翌朝、つけ水のまま中火にかけます。
煮立ったら弱火にして、アクをすくいながら豆が指で軽く潰せる位になるまで煮ます。
豆の種類にもよりますが大体1時間から2時間のようです。
その途中で煮汁が少なくなったら湯を足し、湯が常に豆にかぶるくらいにします。

アクをすくいながら煮ます
煮汁を煮込むとき菜箸を噛ませ蓋をします
煮汁を煮込むとき菜箸を噛ませ蓋をしたところ

3、 豆が指で軽く押さえて潰れるくらいに柔らかくなったら、煮汁をヒタヒタになるまで煮詰め、
火を止めて人肌になるまで冷まします。

煮汁を煮込んでいる状態


4、 別鍋にみつの材料(さとうきび糖カップ2、水266cc)を入れて煮溶かし、
人肌になるまで冷まします。

さとうきび糖を計り入れた状態
水を加えミツを煮溶かしてるところ

5、 黒豆を入れた鍋(3)を流しに置き、ぬるま湯を少しずつ流し入れて煮汁を洗い流す。
これを豆の皮を破らないように気をつけながら湯がきれいになるまで繰り返す。

人肌になったら煮汁を洗い流す

6、 (5)で洗い水がきれいになったら豆をざるに移す。

すくい終わったところ

7、 ざるから豆をみつの鍋(4)に入れて神蓋(和紙)をして弱火にかけて、
煮立てさせない注意しながら3〜4分間煮ます。

そして火を止めて一晩置きます。

ミツに加えたところ
神蓋(和紙)をしたところ
また一晩おきます

8、 翌朝、みつから黒豆を取り出し、みつだけを火にかけて軽く煮詰める。
9、 豆を鍋に戻して甘みを含ませる。
10、 器に盛り完成です。

完成した黒豆 美味しそうです

手間と時間はかかりますが、試してみてはいかがでしょう。