COVID-19感染リスクマップ_20220213

概要
オミクロン株による感染が依然として全国に広がっています。ほぼ日本全土が真っ赤になっています。その中では山陰地方がやや低い値となっています。
感染リスクが特に高いのは大阪、東京、千葉、神奈川、兵庫、埼玉、京都、福岡、奈良、愛知の順になっています。

主要都市では感染のピークは越えた模様ですが、高止まり傾向が明確に現れていたます。東京都の感染リスク値は昨年8月11日のデルタ株ピーク時と比べて一時108倍となりましたが12日現在81倍となっています。オミクロン株の感染力がいかに大きいかが数値でも現れています。現在でも2桁違う対策が必要です。

一方で沖縄県は一時昨年夏のデルタ株ピーク時の19倍を超えていましたが、ピークは越えたものの現在も10倍程度を維持しています。このことは、今回の第6波は急激に拡大して急速に収束するという楽観的観測では無さそうという事を示唆しています。

なお、最新気象データ、感染者データのある2月12日時点の結果となります。

主要都市推移
新旧指標の比較をしばらくします。
今回の波が非常に高いので縦軸を対数表示で表すこととしました。

新指標(変異株とワクチンを考慮)
沖縄ではピークを越えましたが高止まりしています。他主要都市ではようやくピークを越えたところです。沖縄同様の推移が予測されます。

新指標(変異株・ワクチン効果考慮)
旧指標(変異株・ワクチン考慮なし)