概要
世の中は社会的終息に向かおうとしていますがオミクロン株による感染は依然として全国に広がっています。全国マップを下記に示します。最新気象データ、感染者データのある5月13日時点の結果となります。徳島県の除き依然として全国が真っ赤になっています。
都道府県別の感染リスク値は下表となります。
5月13日現在で感染リスク値が特に高いのは北海道、広島、沖縄、石川、青森、福井、京都、福島、大阪、秋田の順になっています。
逆に比較的低いのは徳島、山口、愛媛、富山、鳥取となっています。
都市部の順位が低下し、東京32位、神奈川37位、埼玉28位となっています。
都道府県 | 感染リスク値 | 順位 |
北海道 | 73,246 | 1 |
青森 | 31,384 | 5 |
岩手 | 20,352 | 21 |
宮城 | 17,555 | 27 |
秋田 | 26,103 | 10 |
山形 | 24,353 | 13 |
福島 | 28,935 | 8 |
茨城 | 14,046 | 35 |
栃木 | 16,312 | 31 |
群馬 | 20,512 | 20 |
埼玉 | 17,044 | 28 |
千葉 | 12,570 | 40 |
東京 | 15,833 | 32 |
神奈川 | 13,554 | 37 |
新潟 | 21,639 | 19 |
富山 | 11,767 | 44 |
石川 | 33,326 | 4 |
福井 | 30,193 | 6 |
山梨 | 13,746 | 36 |
長野 | 22,476 | 17 |
岐阜 | 25,464 | 11 |
静岡 | 12,117 | 42 |
愛知 | 18,589 | 24 |
三重 | 18,527 | 25 |
滋賀 | 14,972 | 33 |
京都 | 29,038 | 7 |
大阪 | 26,861 | 9 |
兵庫 | 24,437 | 12 |
奈良 | 16,419 | 30 |
和歌山 | 19,245 | 22 |
鳥取 | 11,913 | 43 |
島根 | 13,212 | 38 |
岡山 | 23,521 | 15 |
広島 | 40,111 | 2 |
山口 | 10,314 | 46 |
徳島 | 8,757 | 47 |
香川 | 22,996 | 16 |
愛媛 | 10,528 | 45 |
高知 | 12,854 | 39 |
福岡 | 22,365 | 18 |
佐賀 | 23,921 | 14 |
長崎 | 14,901 | 34 |
熊本 | 17,692 | 26 |
大分 | 16,469 | 29 |
宮崎 | 12,139 | 41 |
鹿児島 | 18,659 | 23 |
沖縄 | 36,502 | 3 |
主要都市推移
主要都市での感染リスク値の推移位は下記となります。
いずれも高いレベルで上下を繰り返しています。
東京都
東京都の感染リスク値は昨年8月11日のデルタ株ピーク時を1とした場合、今回のオミクロン株による蔓延は2月7日に108倍となりピークを越えたと思われましたが、主に湿度の低い日が続いた影響で2月27日には再度127倍のピークとなりました。その後段階的に低下を続け3月27日に21倍まで低下しその後下げ止まっていました。しかし、4月15日以降再度緩やかに低下を始め5月13日現在は10倍位まで低下しています。しかしながら、それでも昨年夏のデルタピーク時の10倍ですからオミクロン株の感染力がいかに高いかを再認識します。
沖縄県
オミクロン株が先行して拡大した沖縄県をみてみると、1月21日に昨年夏のデルタ株ピーク時の19倍でピークとなりました。その後10倍前後で上昇と下降を繰り返してピーク時の半分くらいのレベルで高めで安定してしまっていましたが、週毎に上昇と下降を繰り返していて全体として過去最高レベルとなっています。5月13日現在では13倍となっており依然高いレベルとなっています。
北海道
北海道でも週毎に上昇と下降を繰り返していましたが、4月14日頃より上昇傾向が顕著となり4月末に過去最高となりました。現在は若干低下しましたが、デルタピーク時の70倍と高いレベルになっています。