COVID-19感染リスクマップ_20220514

概要
世の中は社会的終息に向かおうとしていますがオミクロン株による感染は依然として全国に広がっています。全国マップを下記に示します。最新気象データ、感染者データのある5月13日時点の結果となります。徳島県の除き依然として全国が真っ赤になっています。

パンデミックの終わり方と終息後の世界考 

危険度マップ2022年5月13日
危険度マップ2022年5月13日


都道府県別の感染リスク値は下表となります。
5月13日現在で感染リスク値が特に高いのは北海道、広島、沖縄、石川、青森、福井、京都、福島、大阪、秋田の順になっています。

逆に比較的低いのは徳島、山口、愛媛、富山、鳥取となっています。
都市部の順位が低下し、東京32位、神奈川37位、埼玉28位となっています。

都道府県感染リスク値順位
北海道73,246
青森31,384
岩手20,35221 
宮城17,55527 
秋田26,10310 
山形24,35313 
福島28,935
茨城14,04635 
栃木16,31231 
群馬20,51220 
埼玉17,04428 
千葉12,57040 
東京15,83332 
神奈川13,55437 
新潟21,63919 
富山11,76744 
石川33,326
福井30,193
山梨13,74636 
長野22,47617 
岐阜25,46411 
静岡12,11742 
愛知18,58924 
三重18,52725 
滋賀14,97233 
京都29,038
大阪26,861
兵庫24,43712 
奈良16,41930 
和歌山19,24522 
鳥取11,91343 
島根13,21238 
岡山23,52115 
広島40,111
山口10,31446 
徳島8,75747 
香川22,99616 
愛媛10,52845 
高知12,85439 
福岡22,36518 
佐賀23,92114 
長崎14,90134 
熊本17,69226 
大分16,46929 
宮崎12,13941 
鹿児島18,65923 
沖縄36,502
都道府県別感染リスク値2022年5月13日


主要都市推移
主要都市での感染リスク値の推移位は下記となります。
いずれも高いレベルで上下を繰り返しています。

新指標(変異株・ワクチン効果を考慮)
2022年5月13日
新指標(変異株・ワクチン効果を考慮)


東京都
 東京都の感染リスク値は昨年8月11日のデルタ株ピーク時を1とした場合、今回のオミクロン株による蔓延は2月7日に108倍となりピークを越えたと思われましたが、主に湿度の低い日が続いた影響で2月27日には再度127倍のピークとなりました。その後段階的に低下を続け3月27日に21倍まで低下しその後下げ止まっていました。しかし、4月15日以降再度緩やかに低下を始め5月13日現在は10倍位まで低下しています。しかしながら、それでも昨年夏のデルタピーク時の10倍ですからオミクロン株の感染力がいかに高いかを再認識します。

東京都のリスク値推移(デルタピーク時を1)5/13
東京都のリスク値推移(デルタピーク時を1)

沖縄県
 オミクロン株が先行して拡大した沖縄県をみてみると、1月21日に昨年夏のデルタ株ピーク時の19倍でピークとなりました。その後10倍前後で上昇と下降を繰り返してピーク時の半分くらいのレベルで高めで安定してしまっていましたが、週毎に上昇と下降を繰り返していて全体として過去最高レベルとなっています。5月13日現在では13倍となっており依然高いレベルとなっています。

沖縄県のリスク値推移(デルタピーク時を1)5/13
沖縄県のリスク値推移(デルタピーク時を1)

北海道
 北海道でも週毎に上昇と下降を繰り返していましたが、4月14日頃より上昇傾向が顕著となり4月末に過去最高となりました。現在は若干低下しましたが、デルタピーク時の70倍と高いレベルになっています。

北海道のリスク値推移(デルタピーク時を1)5/13
北海道のリスク値推移(デルタピーク時を1)