巷ではゴールデンウィーク(黄金週間)と呼ばれる休日は2023年の日本人にとって特別な意味合いがあったようです。それはコロナにより自由な外出がしずらくなり、そんな不自由の少ない4年ぶりの連休だったからかもしれません。多くの方がそれぞれの目的地に出かけて行き街は大にぎわいであったようです。
しかし、我が家はというと、どこかに出かけるわけでなく日常の休日と何も変わりません。どこかに出かけるなら人の行かない時期にでかかるわいと思う少し捻くれた性格だからです。
朝起きると、昼飯用の食材を買いにパン屋さんに向かいます。それが日課となっていました。
駅にまでくると、連休当初は外国人で大混雑でした。それは、短期滞在の外国人だけがかえる「JAPAN RAIL PASS」なる短期外国人観光客しか買えないお得なパスを買うためでした。駅のカウンターには主に西洋系の外国人が窓口に行列をつくっています。
これ、ネットで買えないのかなと調べてみると、購入手続きはネットでできるのだけど、最後の受け取りだけは短期滞在のスタンプがパスポートに押されているのを確かめる必要があり、そのために並んでいるのだそうです。この列はGWに突入すると徐々に少なくなっていきました。そりゃわざわざ混雑する時期に日本に来る外国人は相当のお金持ちだけですよね。
それと入れ替わるように日本人観光客が激増していきました。毎日カウンターには混雑状況が表示されます。
そんな雑踏を通り抜け、桜の花が散り新芽の緑が豊かな坂道をしばし登っていきます。坂道を15分程で登り切ると目指すパン屋さんのあるバス通りとなります。
このパン屋さんマンションの1階に店舗が３軒並んでいて、その真ん中がパン屋さん、左隣は昭和の香りのする喫茶店さんで、右隣（写真ありません）はこれまたレトロな感じのテーラーさんです。それぞれ個性がありそうなお店で、ぜひ別な機会におじゃましてみたい感じです。
パン屋さんは見ての通りとても小さなお店で、お客さんが5人も入ると身動きができなくなります。
そのため店に入れないお客さんは外に並ぶこととなります。GW中は外で５人位並んでいることが多かったです。
時には店長さん自らドアマンをして行列の整理してくれます。この店長さん実は著名なパン職人さんでありましてテレビの「情熱大陸」とかにも出たことのある方です。でもとても人当たりがよくいつもニコニコされております。私の好みは決まっていて、クロワッサンとチーズカレーもしくはバターメロンパンを買って帰ります。
昼食をGETすると、今度は坂道を駅まで下っていきます。行きとは少し異なり某ホテルの中のを通り抜けます。ここは日本庭園のようになっていて季節により色々な花がみられます。この季節は新緑がとれも綺麗です。ぜひお試しを。
